2018/08/14 Writer:フランスパン
私はヴァンフォーレサポーターですが、カターレ富山も応援していて、
甲府ではホームの中銀スタジアムで、富山では関東圏のアウェーでの試合を中心に足を運んで観戦しています。
2チームを応援している中で、ある違いに気が付きました。
グッズの売られている種類です。
ざっくりいうと、甲府はエンブレムモチーフ等試合中に使われるようなものが多いイメージで、
富山は選手の名前や番号の入った個人応援グッズが多いイメージです。
なぜそう感じたのか、推測していきたいと思います。
**あくまでも個人的感想であるのをご承知のうえ、読み進めてください。**
①ユニフォームについて
●サポーターナンバーの甲府
ユニフォームに番号がついていると、誰を特に応援しているのか1目で分かり、ついつい見てしまいませんか?
甲府ではスタジアムに来ている人のユニフォームを見ると、個人番号というよりも、背中が「番号なし」または
「12(サポーターナンバー)」が多い気がします。
また、そのシーズンのユニフォームだけではなく、夏季限定などのお気に入りのものや、懐かしさを感じるような何シーズンも前のもので、お気に入りのチームOB、歴史を感じるプリンセス・テンコーのユニや家族のおさがりなど…多種多様なユニフォームが見られます。
●個人ナンバーの富山
一方富山では、そのシーズンのユニフォームを着用していることが多く、番号ではサポーターナンバー(12番)というよりは、個人の番号を背負って応援している人が多かったです。
その番号には、エースや主力の選手の番号が多く見られるということではなく、若手選手や試合出場を目指す選手など、色々な番号が見られました。
また、サポーターの中には、選手が移籍したのをきっかけに…と県にゆかりがない人も応援に駆けつけることも。(私もそうだったのですが・・・笑)
初めて富山のゴール裏で観戦した際、様々な番号を着ている人が多く、見ていて、この人は何番を着ているのだろう?と面白さを感じました。
これらの様子から、アイドル用語を用いて例えるなら、
「箱推し(グループが好きなこと)」
「個推し(個人が好きなこと)」
のイメージがしました。
☆もちろん、個人あってのチームの方もいれば、チームあっての個人の人もいます。
どの方が良いという話題ではないです。好きなものは好き。サポーターはサポーターです。
これを踏まえてか、
②個人グッズについて
●コツコツ購入甲府スタイル
甲府は個人のグッズの商品というと、ストラップやリストバンド、ガチャガチャ(缶バッチやミサンガなど)とお手頃価格でその場で調達し、身に着けられるものが多いです。上記の写真は今シーズン、甲府で販売されているガチャガチャで全選手分対応しています。(岡選手で統一してみました)
●大人な買い物富山スタイル
富山では、個人のグッズは完全受注なものが多く、タオルマフラーのほかに、のぼり(大、小)、ユニフォーム型クッション、モバイルバッテリー等、高価で試合会場でというよりは日用品として使えるものを販売していました。
ユニフォームを除いたとして、全ての個人の選手グッズを1セット分買いそろえると、結構な差額が出てきます。
富山は遠方のサポーター(県外から応援するサポーター)が多く、応援スタイルに合った売り方をしていると感じました。甲府とは観客数の差がありますが、
その分グッズを買うことでサポートをしていると思われます。
家族連れやサポーター番号が多い甲府にとっては、個人のものを買いそろえるとなると難しい話ですが、試合で使えるようなもののグッズを多く、手軽なものを少しずつ購入していく…。これも応援スタイルにあった売り方だと思われます。
これらの違いを通して、チームのサポーターの層に合うものをしっかり把握したうえで販売していることに気づきました。
きっと他の面でも違いが見えてくるかもしれません。他にも探していきたいと思います。
チームならではのグッズ、アイディアのあるグッズ・・・。きっとどのチームにも「こんなグッズがあるよ!」というものがあると思います。ぜひ、教えていただきたいです。
個性あふれるチームの良さに気づき、興味が広がり、いろいろな面からJリーグを楽しめるのではないでしょうか。
Writer:フランスパン
ヴァンフォーレを応援しています。気になる選手の試合など観たい試合があればリーグ関係なく、単騎突入することも。お仕事するのはグッズと遠征費のため。(笑)キヅール(ぬいぐるみ)を飼っています。