『イケメンJリーガー選手権』には載らないヴァンフォーレ甲府のイケメン達

2018/01/20 Writer:リセル  Photo:Ken

毎年行われる『イケメンJリーガー選手権』。各クラブから代表者は選出されるものの、上位にランクインする選手はやはりJ1の有名選手が多い。

私に限らず、「うちのクラブにもイケメンはいるよ!」と思うサポーターも多いのではないだろうか。

そこで、この記事では私が応援するヴァンフォーレ甲府の選手に絞ってイケメンを、ひいき目で紹介していく。

 

なお、この記事に掲載した写真は全てKenさん(Twitter:@hk11ks5kt10)が提供してくださいました。素敵な写真を使用することを快諾してくださったKenさん、本当にありがとうございました。

◆甲府を背負って立つ至宝

MF7 堀米勇輝(ほりごめ ゆうき) 25歳

地元の甲府市出身で、甲府ユース時代から「甲府の至宝」と呼ばれていた逸材。

168cmとサッカー選手としては身長は低め、加えて童顔なこともあり、「子犬系イケメン」と呼ぶサポーターや、2015シーズンには当時甲府に所属していたFW伊東純也選手(現・柏レイソル)とともに「イケメンツートップ」と呼ぶサポーターもいた。

J1初ゴールを決めた2017シーズンアウェー神戸戦では、前節に会見の場で吉田達磨監督から名指しで叱責されたこともあったためか、ゴール後には一瞬泣きそうになっていた。それを見た甲府サポも泣いた。

ちなみに昨年、堀米選手が担当したキャンプ日記「#堀コメ!」が大好評。他の選手をユーモアたっぷりにいじって笑いを取りつつも最後はきっちり真面目に締める。文章も話の展開も非常に巧い。リーグ開幕後も不定期で更新されている。

甲府一筋17年「ミスターヴァンフォーレ」、昨年引退した石原克哉さんが付けていた背番号7を今年受け継いだ。以前から「尊敬する克さんの背番号7を継ぎたい」と言っていたので、これからさらに活躍してくれるはず。

◆茶目っ気たっぷりな愛され系

MF28 橋爪勇樹(はしづめ ゆうき) 27歳

ヴァンフォーレ甲府イケメン総選挙で必ずトップ3に入るくらい人気の選手。明るくひょうきんな性格。山梨県内の番組で甲府の選手が食レポをする「VENTめし!」では出演するたびにトークや物真似で笑わせてくれる。2013~2015シーズンのデジっちでは、江頭2:50の物真似をしていた。

気さくな面もあり、サポーターに対しても笑顔で接してくれるため、女性を中心にファンが多い。

ポジションはWB。2017シーズンはサイドが激戦区になったため、前年に比べ出場機会が減った。今年の奮起に期待がかかる。

山梨県国民健康保険団体連合会のCMに出演し、UFOを二年連続で撃ち落としたことでも有名。勘違いする人もいるが、ナレーションは橋爪選手本人である。

◆2017年人気急上昇のGK

GK23 岡大生(おか ひろき) 29歳

2017年ヴァンフォーレ甲府イケメン総選挙で栄えある第1位を獲得した、爽やか系GK。すっきりとした顔立ちと人懐っこそうな笑顔が特長。

幼い娘さんの話題を振られると、顔をほころばせ目を細めて娘さんの可愛さを語る。2017シーズンのデジっちでも確認できる。

2016シーズンのデジっちでは、当時高卒ルーキーの森晃太選手に「(岡選手の分のソフトクリーム)一口食べていいっすか?」と聞かれて承諾したら、森選手に一気に半分近く食べられてしまい、また同じ年にキャンプ日記を稲垣祥選手(現・サンフレッチェ広島)とコンビを組んで担当したところ、ボケを連発し年下の稲垣選手に幾度となくつっこまれたり、最終的にはスルーされたりと、後輩からもよくいじられる。

2016シーズンは試合では目立った活躍はなかったが、2017シーズンの前半は「今年の最大の補強は岡の覚醒」と言われるほど活躍した。GK河田晃兵選手が怪我から復帰した後は出番が減ったものの、今年も活躍が期待される。

◆甲府の大黒柱、不動のキャプテン

DF4 山本英臣(やまもと ひでおみ) 37歳

9期連続で主将を務める、我らがキャプテン。今シーズンの選手の中では甲府在籍期間が最長であり最年長となったが、まだまだ衰えを感じさせない。選手からもサポーターからも「オミ」または「オミさん」と呼ばれている。

試合中や練習中は熱く厳しくチームを牽引する「闘将」。しかし、サッカー以外のところでは穏やか。ちなみにテレビ番組でサトミキが甲府の取材に来た時には、照れてしまって他の選手にかなりいじられていた。

千葉県出身だが甲府愛が非常に強く、毎年の契約更新が早い。今回も契約更新一番手で、サポーターを一安心させた。

甲府のオフィシャルスーツを作っているスーツ専門店のポスターには、ここ4年ほど毎年起用されており、安定の格好良さである。

◆闘志あふれる「マムシの祥平」

MF40 小椋祥平(おぐら しょうへい) 32歳

ボール奪取能力に長けたボランチ。甲府には2017シーズン1次キャンプに練習生として参加し、その後正式契約。ガツガツとボールを奪いに行くそのプレースタイルは、すぐに甲府サポのハートをがっちり掴んだ。背番号40のユニを着ているサポーターは男性の方が多い。

プレースタイルだけでなく、試合中は大声で指示を飛ばすなど熱い選手だが、練習の合間にたまに見せる笑顔は優しい。甲府の会報によると、「(プレースタイルから)『マムシの祥平』という二つ名がついているが面倒見が良く、毒は無さそう」(他の選手談)。

サポーター感謝デーで、ステージパフォーマンスをする若手以外の選手はサポーターの近くに座るように指示が出され、大抵の選手は隅に何人か固まって座るのだが、私の後ろにいた障害のある男の子が小椋選手を呼んだところ、すぐに来てその男の子と肩を寄せ合って座り、私含め周りの人との写真撮影にも気さくに応じてくれた。

以上、5名の選手を紹介した。

あまり何人も長々と紹介する訳にもいかないので厳選して5名としたが、甲府と対戦する際は、ほんの少しでも甲府の選手に注目していただければ嬉しい。

そして、この記事をきっかけに「私のクラブのイケメン」を語る人が少しでも増えればさらに嬉しい。ひいき目で構わない。それこそがクラブ愛、選手愛であり、クラブの魅力を多くの人に知ってもらう足がかりにもなるはずだ。

クラブ愛、選手愛に満ちた語らいがあらゆるところで聞けますように。

Writer:リセル

ヴァンフォーレ甲府とミサンガ作りと文章を書くことが好きな自由人。「Jサポライター部」、Jリーグのハンドメイド作品が集まるサイト「Jサポハンドメイド部」、両サイトの管理人をやっています。まだまだJサポ歴が浅いので、Jリーグのことをもっと知りたいです。