2018/02/17 Writer:ラーテル
いよいよ今年もJリーグ開幕の季節となってきました!
今年はW杯イヤーでもありますので、例年よりもJリーグへの注目も一段と高くなるシーズンになりそうですね。
選手達はもちろん、自分が所属するチームの勝利の為に全力を尽くしてくれるはずですが、選手達の情熱溢れるプレーがもしかしたら日本代表への門を広げることに繋がるかも知れないだけに、注目必至です。
注目チーム、注目選手はいくら書いても足りないくらいにいるのですが、今回は私ラーテルが応援している柏レイソルについて、その注目ポイントをいくつかご紹介したいと思います!
●シーズンオフの補強は大成功!?
昨シーズン、J1リーグで4位となり今季のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を2年ぶりに獲得した柏レイソルには、沢山の実力ある選手たちが新たに移籍加入しました。
江坂任(←大宮アルディージャ)
瀬川祐輔(←大宮アルディージャ)
小泉慶(←アルビレックス新潟)
山崎亮平(←アルビレックス新潟)
亀川諒史(←アビスパ福岡)
パク・ジョンス(←横浜F・マリノス)
澤昌克(←デポルティボ・ムニシパル)
澤昌克選手は、2008年~2014年まで柏レイソルでプレーしていたベテラン選手で、今年約5年ぶりにペルーから柏レイソルに戻ってきた選手ですが、他の6人の選手については若く実力もあって伸びしろ十分な選手ばかり。
1月31日に行われたACLプレーオフから始動した今季の柏レイソルは、その後2月4日に行われたジェフ市原・千葉との「ちばぎんカップ」、ACLグループステージでは2月13日に韓国の全州、20日にホーム「日立台」と、Jリーグ開幕前に4試合をこなしています。
この4試合では新加入選手も活躍を見せ、既にチームにとって重要な選手となってきています。
JリーグとACL、今季このふたつの大きな大会に挑む柏レイソルにとって、過密日程を乗り越えていくためには選手層の厚さがかなり大切な要素でもあり、今のところ大きな怪我人も出さず新戦力もフィット。
サポーターの間では「近年稀に見る大成功の補強」になるのでは?とその期待が日に日に高まっています!
●特に期待が大きい選手は?
柏レイソルの選手たちは全員期待が大きいと言いたいところですが、敢えて数人挙げてみたいと思います。
まずはW杯日本代表入りも夢ではない、日本人選手達から!
中村航輔(GK 背番号23)
J1リーグのレギュラーキーパーとしては、まだまだ若い22歳ですが、その実績は素晴らしく2016年にはリオ五輪に出場し、2017年には日本代表に選出され12月に行われたE-1選手権で初出場を果たし大活躍。
一気に多くのサッカーファンにその名を轟かせる存在となりました。
そのイカツイ風貌と、趣味の将棋でやしなったと言われている一級品の駆け引きで、相手チームのチャンスをこれでもか!と言わんばかりにストップしてくれる素晴らしい選手です。
誰もが失点を覚悟するようなピンチでも抜群の瞬発力でいとも簡単にゴールを守りき姿から「残念!そこは中村航輔!」というセリフもファンの間ではジワジワと浸透してきています。
伊東純也(FW 背番号14)
2017年12月に日本代表に初招集され、中村航輔選手同様にE-1選手権でも大活躍をしてみせました。
伊東純也選手の武器は何といってもそのスピード。
Jリーグ屈指ともいえる、伊東純也選手のスピード溢れるプレーを生で見るだけでもスタジアムへ行く価値は十分にあると思います!
また、伊東純也選手はなかなかのイケメン選手でもあり、柏レイソルの中でも特に人気の高い選手です。
リーグ開幕前のゲームでも絶好調で、サポーターの間では「そんなに活躍してたら海外のクラブに取られちゃう!」と心配する声が出るほど。
伊東純也選手が海外に行ってしまう前に、スタジアムで彼のスピード感を是非感じ取ってみてください!
次はJリーグでも屈指と言われている素晴らしい外国人選手です!
クリスティアーノ(FW 背番号9)
柏レイソルを愛するブラジル人、それがクリスティアーノ選手です。
その圧倒的な存在感、破壊力のある強引なドリブル、シュート。無尽蔵な体力、怪我をもろともしない屈強な身体。全てにおいて規格外。まさに「柏の王様」と呼ぶに相応しい選手です。
普段はとても穏やかな紳士なのですが、いざ試合が始まるとその激情は応援するものの心を熱くさせます。
サポーターに最も愛されている選手はクリスティアーノ選手かも知れません。
ハモン・ロペス(FW 背番号20)
2017シーズンにベガルタ仙台から移籍加入してきたハモン・ロペス選手。加入当初は自分のプレーが出せず苦労していましたが、シーズン後半になると徐々に本領を発揮。今ではレイソルの左サイドに欠かせない選手になりました。
ブラジル人選手でありながらとてもシャイで、そうした性格もチームに馴染むのに時間が掛かった理由だったのかも知れませんが、もうすっかりチームに慣れた今季は、とても活き活きとしたプレーを見せてくれています。
ベガルタ仙台在籍時も2年目に大きく活躍してみせたことから、今季のハモンはきっと何かやってくれるはず!とサポーターの間で期待が大きくなっています。
キム・ボギョン(MF 背番号15)
プロ選手としてのデビューがJリーグという異色の経歴をもつキム・ボギョン選手。日本でのプレー経験も豊富なので日本語も流暢に話します。
ボールテクニックに優れている上、韓国人選手らしい激しさも持ち合わせており、まさにゲームをコントロールする。柏レイソルの肝とも言える選手です。
2017シーズンの途中から柏レイソルに加入、その後はほぼ全試合に出場して活躍を見せていますが、未だゴールだけは挙げられずにいます。
本人も早く得点をしたいでしょうが、サポーターもボギョン選手のゴールを待っています。
●柏レイソル J1リーグ試合日程 注目カード(2月25日~5月決定分)
第1節 2月25日(日)ベガルタ仙台(アウェイ)
第2節 3月2日(金)横浜F・マリノス(三協F柏)
ACL-GS 3月6日(火)傑志(香港)柏ホーム
第3節 3月10日(土)セレッソ大阪(三協F柏)
ACL-GS 3月13日(火)傑志(香港)香港ホーム
第4節 3月18日(日)ガンバ大阪(アウェイ)
第5節 3月30日(金)ヴィッセル神戸(三協F柏)
ACL-GS 4月4日(水)全北現代(韓)柏ホーム
第6節 4月8日(日)サンフレッチェ広島(三協F柏)
第7節 4月11日(水)サガン鳥栖(アウェイ)
第8節 4月14日(土)北海道コンサドーレ札幌(三協F柏)
ACL-GS 4月18日(水)天津権健(中)天津ホーム
第9節 4月22日(日)V.ファーレン長崎(アウェイ)
第10節 4月25日(水)浦和レッズ(三協F柏)
第11節 4月28日(土)清水エスパルス(アウェイ)
第12節 5月2日(水)湘南ベルマーレ(アウェイ)
第13節 5月5日(土)ジュビロ磐田(三協F柏)
ご覧になって頂ければ分かるかも知れませんが、今季の序盤戦はかなりの過密日程です。
5月の中旬からW杯の影響でリーグが約3か月中断するのと、柏レイソルがACLに出場しているから、これほどまでの鬼スケジュールになっているのですが、正直言ってどの試合も見どころは沢山あります!
中でもやはりホームゲーム(三協F柏)で行われる試合は、どれも最高に盛り上がるでしょう。
今季は開幕ゲームが仙台でのアウェイ、第2節が金曜日のナイターで開催されることから、3月10日(土)に開催される第3節セレッソ大阪戦は、多くのお客さんでスタジアムは満員になるはず!
天皇杯王者セレッソ大阪を迎えての戦いは、両チームのファン・サポーターのみならず多くのサッカーファンが大注目するカードになるでしょう。
●騙されたと思ってスタジアムへ!
これから春になって気候も暖かくなっていけば、まさにサッカー日和!
柏レイソルのホームスタジアム「三協フロンテア柏スタジアム」はJR柏駅からも歩いて来場できる距離にあります。
駅からスタジアムまでの道は通称「レイソルロード」と呼ばれ、お店も沢山あって歩くだけでも楽しい道です。
公園の中にあるスタジアムは決して大きくありませんが、スタンドとピッチの近さは日本一!選手の声や息づかいまで聞こえてくる距離感で迫力のあるサッカーを堪能できるスタジアムとして、柏サポーター自慢のスタジアムです。
是非とも!一度騙されたと思って柏レイソルの試合を見にスタジアムへお越しください!
Writer:ラーテル
うつ病を患ったことに端を発し、「サッカーと強くかかわっていきたい」という強い思いから、25年勤めた会社を辞めた「駆け出し」のフリーライターです。
日本サッカーがあらゆる人々にとっての「幸せな生き方」を創造していけるものだと信じ、特に「日本サッカー界」をフューチャーしたブログを開設中。
「サッカーのある幸せな空間」を再認識させてくれた日立台への感謝を柏レイソルサポーターという形でお返ししています。